「スパイダーマン」シリーズなどで知られる俳優トム・ホランド(27)は、水道は「無料」だと思っていたことから5年間水道料金を払っていなかったことを明かした。人生を「オーガナイズ」するために俳優活動から1年の休みをとっているところだが、最近水道料を支払わなければならないことに気付いたという。
トムはハリウッド・リポーターに話した。「僕の1年のオフは仕事とは全く関係なく、僕の年齢と成長に関係しているんだ。僕は11歳でロンドンのステージに立って以来、休みなしにずっとこの活動を続けてきた」
「僕は働きづめであったと同時に本当にラッキーだった。これを当然とは受け止めていないよ。ただ、1つの場所にしばらく留まって家族や友達ともっと時間を過ごし、僕の人生をオーガナイズしたかったんだ。5年間水道料を払っていないことに気付いたよ。そうしなきゃならないって知らなかったからね。イングランドでは水は無料だと思っていたんだ」
そんなトムの最新作は、解離性同一性障害の男性を描いたAppleTV+のドラマ『クラウデッド・ルーム』で、疲れ果てたため撮影中に1週間のオフを貰ったという。
「あの番組の重み、そしてストーリーに対する責任、過酷なスケジュールと、限界に近づいていた。僕はキャリアにおいて、助けを求めたらそれを得ることができる段階だから幸運なんだけど、僕はそれが必要だと分かったんだ」 「アップルに、リセットするために僕に1週間のオフをくれる方法を見つけてくれれば、僕と番組のためになると言ったんだ。彼らはそれを受け入れ、とても親切にしてくれたよ」と語っている。