俳優トム・ホランド(27)は、「もう1本作る」という理由で安易にスパイダーマン役を続投するつもりはないことを明かした。2021年作『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』でスパイダーマン/ピーター・パーカー役を最後に演じていたトムは、次作に関して「積極的に会話をもっている」としたものの、納得できるストーリーがない限り続投は検討しない考えだ。
放送映画批評家協会の記者会見でトムは語った。「言えることは、僕のキャラクターを4回目に演じることは、どのような感じになるかということについて積極的に会話しているということだ」「ただし、このキャラクターを十分に生かせるものを見つけられるかどうかは別の話だ。スパイダーマンを大切に思っているからね」
「映画ごとに良くなってゆくシリーズを手掛けられたことは凄くラッキーだと感じているよ。映画が出るたびに、より大きな成功を収めるなんて、とても稀なことだと思うし、彼(スパイダーマン)のレガシーを守りたいんだ」「だから、もう1本作るためだけに、もう1本作るつもりはない。キャラクターにとって価値あるものじゃなくてはならないんだ」
その上で良いストーリーが見つかれば、次回作を断る理由はないとして、「そうは言っても、もしそれを思いついたら、再び(スパイダーマンの)スーツを着ないなんて馬鹿だろう。僕の全てはスパイダーマンのおかげだからね。僕は、このキャラクター、そして一緒に仕事をする人々を愛している」「だから、ぜひもう1つのストーリーを語りたい。もし良いものが見つかった場合にはね」と続けた。