お笑いトリオ・パンサーの向井慧が7日、日本テレビ系「ダウンタウンDX」で、8年書きためた「悪口ノート」があると告白。その執念にスタジオもドン引きした。
パンサーの尾形貴弘が、向井について「メンタルがやられてるんですよ」と切り出し、「一緒の仕事が終わって楽屋に戻るともういない。着替えて帰ってる。廊下ですれ違ったりするけど、足をけがしてる感じで(引きずって歩いている)」と足取りも重いという。
松本人志が「向井はハートが強いかと思ってた」というと、菅が「結構昔からなんですけど、彼なりの『黒皮の手帳』が。嫌なディレクターやテレビ関係者がいたら全部書いているらしい」と“悪口ノート”の存在を暴露した。
向井は「15年から始まった。家にあと12冊ぐらいある」とし、スマホのメモ機能ではなく「筆圧が大事なんで。筆圧であの当時の気持ちを思い出す」と、紙に書くことが重要だと力説。
書き始めたきっかけは、まだテレビに出始めの頃に、ディレクターからナルシストキャラを求められたため。それを拒否したところ、ディレクターから「じゃあ、面白いことできるんですか?」と言われ、悪口ノートが誕生したという。
昔は台本にスタッフの名前が書かれていることが多かったというが、最近は「ペーパーレスで台本が薄くてスタッフの名前がない」ため、出演番組のオンエアを見て、最後のスタッフロールをチェックしてまで悪口ノートに執筆。この執念にスタジオもドン引きとなったが、向井は「自分のため。外に出すものではない」と人には一切見せないと説明していた。