ナッツ類を食べることで、人間の寿命が長くなる可能性があることが分かってきた。イランの研究結果によると、ナッツ類などに含まれる特定の食物繊維が心臓病で死ぬリスクを43%引き下げることが判明した。
テヘラン医科大学のハニエ・サダット・エジタヒド博士は説明する。「食物繊維の消費が長寿に繋がる可能性を発見しました」「食物繊維のタイプによって違うと言わなければなりません」「小麦ふすまといった不溶性の食物繊維が豊富な食べ物は、オーツ麦ふすま、大麦、レンズ豆といった可溶性の食物繊維が豊富な食べ物に比べ死亡リスクの低下につながる傾向があります」
果物、野菜、ナッツ類などに含まれる食物繊維は、満腹感を助け、消化機能を促進することで知られる栄養素。過去の研究では食物繊維を多く食べることで、脳卒中、2型糖尿病、大腸がんなど様々な病気のリスクが下がることが明らかとなっている。