ポール・ラッド(54)が『アントマン』の撮影に向けて「酷い」食生活を送っていたという。厳しいダイエットを自らに課したポール、炭酸水がおやつ代わりだったそうだ。
ポッドキャスト番組『オフ・メニュー』でポールはこう明かす。「映画『アントマン』に向けたトレーニングをしている間、本当に食事を制限していたんだ。ご褒美はスパーリングウォーター。それほど酷い食生活だったんだ。『よし、スパークリングウォーターを飲もう。十分頑張った』ってね」
そしてマーベル映画に出演する際は常に厳しい食生活を送っているとして、「その中にいったん入るとそこまで大変なことじゃないんだ」とポールは語り、「本当につまらない食事」を毎回繰り返し行うことも気にならなくなり、目が覚めた時には「エネルギーに溢れている」と続けた。
そしてトレーニングや食生活に関するマーベル・シネマティック・ユニバースの他の俳優との違いについてポールはこう話してもいた。「誰よりも自分がハードにトレーニングしているし、より良い食事をしていると思うんだけど、誰よりも見た目が悪いんだ。四六時中ワークアウトして、食事も完璧、それで酷い見た目なんだ、良くさえない」「『アベンジャーズ/エンドゲーム』でクリス・ヘムズワースが常にタッパーウェアの容器を持っていて、単に食材をマッシュしただけのお粥を食べていた。彼はワークアウトもしていて、そんな男の隣に立つ僕は、『一体どういうことだ?こんな存在がいるのに僕はなぜ自分をここまで追いつめている?』って。そして自分自身を見て、その存在を確認し、自分は決してたどり着けないと感じる。『アントマン』であって『ソー』じゃないからいいけどさ。僕はワークアウトを努力したよ、でも実らなかった」