兵庫県明石市の前市長・泉房穂氏が2日、X(旧ツイッター)を更新。大阪府の吉村洋文知事が1日、大阪・関西万博の会場建設費が当初見積もりの1250億円から2倍近い最大2350億円へ上振れする見通しとなったことに対して陳謝したことに苦言を呈した。
万博の誘致時に1250億円とされた会場建設費は20年に1850億円となり、さらには最大2350億円に上振れする見通しとなった。吉村知事は「2回目の増額となったことを府民、国民におわびする」と府庁で陳謝した。
吉村知事の〝陳謝〟発言に対し、泉氏は「政治家が〝お詫び〟をするということは、〝責任〟を取るということだ」と指摘。さらに、「〝お詫びをするフリ〟だけして、開き直って、〝国民に負担を転嫁〟するのは、政治家のすることじゃない。〝お詫び〟をするなら、あわせて『中止か縮小開催の政治決断』をすべきだと私は思う」と見解をつづった。
泉氏の投稿に対し、フォロワーからは「お詫びは求めていないですね」「責任を重く受け止めてと言いつつも謝罪だけで済ますの定番」「お詫びしたり、修正すれば許されるのなんでだろうっていつも思います」「これありきで物事を進めているから、中止の声を聞かぬようにして突き進む」といった意見が続いた。