普段利用している媒体1位は「インターネット」76%がテレビ離れを実感、20代は82%で最多

よろず~ニュース調査班 よろず~ニュース調査班
 ※画像はイメージです(sitthiphong/stock.adobe.com)
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 キャリアや就職・転職に特化した匿名相談サービス「JobQ」を開発・運営する株式会社ライボの調査機関「Job総研」がこのほど、20~50代で現在職を持つ社会人男女811人を対象に行った「2023年 媒体利用の実態調査」の結果を公表した。

 普段利用している媒体では「インターネット」が85.5%で最多となり、次いで「SNS」が80.6%、「テレビ」が50.9%の順となった。コロナ禍前後で利用頻度が増した媒体では「SNS」が63.4%、次いで「インターネット」が59.7%、「テレビ」が12.5%という結果だった。

 各媒体の利用者ごとに利用目的を聞くと6つの媒体のうちインターネット・SNS・テレビ・新聞・ラジオの5媒体で「時事やニュースの情報取得」の回答が最多。各媒体に求めることでは、インターネット・SNS・ラジオの3媒体で「即時的な情報取得」が最多で、テレビ・新聞・雑誌の3媒体では「網羅的な情報取得」が最多となった。

 テレビの1日あたりの視聴時間は「ほとんど視聴しない」が30.1%で最多に。コロナ禍前後でのテレビの視聴頻度を聞くと「減った派」が51.3%と過半数を占め、内訳は「とても減った」11.8%、「減った」17.4%、「どちらかといえば減った」22.1%だった。

 居住地のテレビの有無を聞くと「ある派」が65.4%。「ない派」は「ない」19.5%、「過去にあった」12.8%を合算した32.3%となった。テレビがないと回答した262人にその理由を聞くと「他の媒体で代用している」が43.5%、次いで「見る暇がない」が22.9%、「スペースがない/勿体ない」が20.2%という結果に。

 自身のテレビ離れを感じるかについては「感じる派」が76.4%。内訳は「とても感じる」36.4%、「感じる」20.6%、「どちらかといえば感じる」19.4%だった。年代別では20代の「感じる派」が82.0%で最多となり、次いで30代が75.1%、40代が74.2%、50代が65.0%と、年齢層が低いほどテレビ離れを感じている。

 テレビコンテンツの必要性を聞くと、必要だと「思う派」が70.9%。内訳は「とても思う」12.8%、「思う」22.9%、「どちらかといえば思う」35.2%だった。今後テレビに求めるものでは「リアル」が32.1%で最多となり、次いで「エンタメ性」が30.9%、「情報取得の速さ」が28.2%と続いた。

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