今月限りでグラドル引退の大葉めも 集大成の初写真集で限界に挑戦「唯一無二、完全体になれた」

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
都内でイベントを開いた大葉めも
都内でイベントを開いた大葉めも

 10月限りでグラビアイドルを引退する大葉めも(21)が22日、都内でファースト写真集「ラストメモリー」(双葉社)の発売イベントを行い、開始前に取材に応じた。

 約2年間の活動で人気グラドルに成長した大葉めも。この日は感謝を込めて、ファンから贈られた深紅のビキニ姿で登場した。現在の事務所を退所し、11月からは新たな芸名で、新たな活動に進むことを公表している。今後については来月から順次発表していく方針で、この日も具体的な説明こそなかったが「お芝居を通した演技力、表現力を磨きたい。ずっと好きな音楽もやりたい。文章を書くこと、本も好きなので自分もやりたい気持ちもある」と幅広い興味と関心を示した。

 ファン、関係者に対して「グラビアアイドルの世界に入らなかったら、今の事務所じゃなかったら、大葉めもって名前じゃなかったら、何もできなかったし、多くの人に出会えなかった。グラビア以外でも、芸能界にはたくさんのタレントがいる中で、私を見つけてくれて、会いに行こう、作品を買おう、と時間とお金をかけて下さった一人一人のおかげで成り立っている」と感謝を口にした。その上で「グラビアの大葉めもだけではなく、私自身を好きだった方が多かったことを、最近感じています。この先も私が私である限り、一緒にいさせていただけたら」とファンに呼びかけた。

 写真集の撮影は8月に東京・渋谷、長野・上田市で行われ、限界に挑んだ露出カット、私服で街中を歩くシーンなどが収められた。イメージDVDとデジタル写真集は出せても、紙の写真集発売に至らないグラドルは多い。オファーを受けた際の心境を「感動しました。DVDとデジタル写真集はたくさん出せてもらいましたが、紙の写真集はこのご時世なかなか難しいので。サプライズです」と振り返り、「驚きもありつつ、今の自分ならできるという感覚もあった。やっと来たなと思った」と培ってきた自信の大きさも口にした。

 過去のイメージを踏襲する構想も浮上したが、断ち切ったという。渋谷で夜に行われた撮影、私服の使用などは自らの意見を反映させた。「大葉めもではなく、一人の女の子としての表情を見たいファンの方がいると思うので自己プロデュースさせていただいたページがある。王道グラビアもあるので、飽きさせないように、今の集大成になった」と手応えを語った。

 SNSのフォロワーも多く、各雑誌にも登場した大人気グラドル。雑誌の表紙を飾るという目標には到達できなかったが、将来的なグラビア復帰への考えを今は封印する構えだ。「大葉めもから卒業して、名前と環境が変わっても、大葉めもだったことをつぶさずに、どこまでやれるか試したい。この写真集を出せたことで、大葉めもとして唯一無二、完全体になれた。次は私だけの唯一無二をつくりたい」と新たなステージを思い描いた。

 「大葉めも」とは何だったのか。「桜みたいでした。すごいスピードで咲いて散る。(フランスで)『私を忘れないで』という花言葉があるように、切なさと儚さもあるけど、私は後悔なく楽しく活動できた。桜みたいにまた見られると思って、今後の活動を見守ってもらえればうれしいです」と、充実した表情を浮かべていた。

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