歌手のブリトニー・スピアーズが、ミュージシャンのジャスティン・ティンバーレイクとの子供を妊娠、中絶していたことを明かした。2002年までの3年間、ジャスティンと交際していたブリトニー。当時ジャスティンは父親になる準備ができていなかったという。
ピープル誌によると、今月末に出版されるブリトニーの自伝「ザ・ウーマン・イン・ミー」には「サプライズだった。けど私にとっては悲劇ではなかった。ジャスティンを私は本当に愛していたし、いつか一緒に家庭をもちたいと常に思っていたから。予想していたよりもずっと早かっただけ。でもジャスティンは妊娠を全然喜んでいなかった。私達は、自分たちの人生に子供を迎える準備はできていないって言っていた」と書かれていた。
現在、元夫ケヴィン・フェダーラインとの間に18歳と17歳になる息子2人がいるブリトニーは、中絶した苦悩について「私だけの決定だったら、(中絶は)絶対にしなかった。でもジャスティンは、自分が父親になりたくないことを確信していた。現在に至るまで、人生で最も辛かったことのひとつとなっている」と続けた。
ディズニーチャンネルの番組「オール・ニュー・ミッキー・マウス・クラブ」で出会った2人、当時ブリトニーは11歳で、ジャスティンとの初めてのキスについて同書でこう振り返った。
「あの番組に出ることは、エンターテインメント業界のブートキャンプだった。過酷なダンスリハーサル、歌のレッスン、演技のクラス、レコーディングスタジオに籠って、その間に学校があった。マウスケティアーズ(同番組の出演者の総称)はすぐに派閥ができて、楽屋がそれぞれ分かれていた。クリスティーナ・アギレラと私は年少で、楽屋をシェアしていた。年長の子供たちを見上げていたわ。ケリ・ラッセル、ライアン・ゴズリング、トニー・ルッカ、私は彼を本当にハンサムだって思っていた。それから私はジャスティン・ティンバーレイクという名前の少年とすぐに繋がった。(同番組は)子供の夢だった。信じられないぐらい楽しくて、特に私みたいな子供にとってはね。けどそれは本当に大変な仕事でもあった。1つ1つのステップを完璧にさせるために、1日に30回振付をやったわ。あるお泊り会で、(パーティーゲームの)『Truth or Dare(真実か挑戦)』をやって、誰かが ジャステインに私とキスするよう挑戦を与えた。バックでジャネット・ジャクソンの歌が流れる中、彼は身を乗り出し私にキスをした」
妻ジェシカ・ビールとの間に8歳と3歳の息子2人がいるジャスティンは現在、同書での自分についての内容にコメントを出していない状況だ。
そんな話題沸騰の自伝は今月24日に発売、アマゾンのベストセラーリストで既にトップを獲得している。