歌手のマドンナは学校で衝撃的なパフォーマンスをし、2週間の外出禁止処分を受けたことがあるという。10代の頃マドンナは、ミシガン州ロチェスターヒルズのウェスト・ジュニア・ハイスクールで毎年開催されるタレントショーで、友人らと淫らな動きのダンスを披露し、父親からの罰を受けることになったと、メアリー・ガブリエル著の伝記『マドンナ:ア・レベル・ライフ』に明かされている。
ピープル誌が入手した同新書にはこう記されている。「中学1年生の時にジョニー・リヴァースの『シークレット・エージェント・マン』を踊ったマドンナは、翌年、ザ・フーの『ババ・オライリィ』を振り付けて踊り、観衆に衝撃を与えた」「緑とピンクのハートと花で覆われたトップとショートパンツを着た彼女は、友人と共に官能的な動きのパフォーマンスを行ったのだ」「マドンナの父親トニー・チッコーネは観客と同様にショックを受け、このパフォーマンスを不適切とみなし、彼女を2週間外出禁止にした」
当時、マドンナは祖母の家に預けられたが、それを罰だとは思わなかったそうで、「祖母はマドンナが男の子と出かけたり、ビールを飲んだりするのを許してくれた。マドンナが家に戻ったとき、継母のジョーンに『ふしだらな女、本当にイカれていると言われた』と1985年にインタビュー誌に話している」と続いている。
現在65歳のマドンナは、後のインタビューで、同様の批判を受けた友人と共にその言葉を使い始め、どぎつい化粧をして、ぴったりとしたセーターの胸元に物を詰めて膨らませた格好をし、自ら「ふしだらなセーター・ガール」と呼んでいたことを明かしたという。