実業家イーロン・マスク氏は、宇宙人が存在する証拠を全く見たことがないことを明かした。自身が率いるスペースX社の宇宙船「スターシップ」の火星探査計画を話した際、マスク氏が人類が地球外生命体を見つける可能性が低いことを示唆した。
マスク氏は「宇宙人の証拠を何か見つけたかしょっちゅう尋ねられる。残念だけど、宇宙人の証拠は見たことがない。私たちが宇宙人だとしか言えない」と話す。
そして、様々な宇宙プロジェクトを抱える身として、宇宙人の存在について自分が最も良く知る個人だろうと自負。「誰かが何かを知っているとしたら、その誰かはおそらく私だ」と続けた。
今回アゼルバイジャンで開催された国際宇宙会議の場で、スペースX社について語っていたマスク氏はこう締めていた。「一つ提案できることと言えば、巨大な暗闇の中に唯一存在する人間というかすかな意識のろうそくがあるということで、私達はそのろうそくが消えないためにできる限りのことをしなくてはいけない」