英人気俳優 「仕事中毒」告白 「リラックスさせてくれるのが仕事」と減らす気なし

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イドリス・エルバ
イドリス・エルバ

 ハリウッドや人気テレビドラマでの俳優業、バーの開業や慈善活動など、多くの役割をこなすことで「不健康な習慣」に陥ってしまったというイドリス・エルバは、仕事と生活のバランスに取り組むためにカウンセラーに頼る決心をしたことについてポッドキャスト番組『チェンジズ』に語った。「もう1年くらいセラピーを受けているんだ。沢山ね」「セラピーの中で、私は変化することについていろいろ考えてきた。ほとんど神経障害者が変わろうとするところまで来ていた。自分が嫌いだからとか、そういうことではなく、不健康な習慣が身についてしまっただけなんだ」「そして、私はその不健康な習慣のために報われる業界で働いているんだってね」

 映画のセットで10日間働き続け、ダウンタイムは家族と一緒にいる代わりに音楽スタジオでリラックスして過ごしたことがあると明かしたイドリス。司会者アニー・マクマナスに対しこう続けた。「私は絶対的な仕事中毒だけど、それは一般的に人生にとって良くないことなんだ。極端すぎるのはよくない。何事にもバランスが必要なんだ。でも、『半年も家族に会えないよ』みたいな人と比べたら、仕事中毒であることは大いに報われる。そのような道筋を、私は『調整しなければならない』と思わなければならなかった。だから、このことについてずっと考えてきたんだ。奇妙なことに、僕らの子供時代の多くが、その根底にあるんだ」

 そしてアニーからの仕事を減らしたいかという質問にイドリスはこう答えていた。「仕事を減らす?そんなことないよ」「私をリラックスさせてくれるものは、結局は仕事なんだ。家にあるスタジオ、ここにいるのが大好きなんだ。ノートパソコンを開いて『今日は何を作ろうかな』って考えているうちに、こんなのが出来上がったり、あんなのが出来上がったりするんだ。それで爽快になるし、リラックスもできる」

 イドリスは2019年に3人目の妻でカナダ人モデルのサブリナ・ダウア(34)と結婚、以前の交際相手との間に娘のイサンと息子のウィンストンがいる。

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