物価は上がる一方で、家計のやりくりに頭を悩ませる人が多いと思います。アウトドアメディア「TACKLE NOTE」を運営する株式会社ベストアクティがこのほど、10代から60代までの100人(男性32人、女性68人)を対象に行った「節約のために削りたくない費用」のアンケート結果を公表した。
圧倒的1位は「食費」(38人)となった。主な理由として「体や健康の基本となる食は、なるべく削りたくないです。削ってしまうと後々健康に響いてしまいそうなので」(40代・女性)、「食事だけはできる限り美味しいものを食べたい。この物価高でさまざまなモノを我慢して身も心も疲弊しているので、せめて食べ物だけは贅沢とまではいかなくてもこだわりの食事をしたい」(40代・男性)、「食事は必要なだけでなく楽しみなものです。食費を抑えるためにこれまで買っていた商品を我慢するとかすると、気分が下がってしまいます。物価高で最近削っていますが、本音はあまり削りたくないです」(40代・女性)などが挙がった。
2位は「医療費」(25人)がランクイン。「必要と感じた医療費は削りたくない。日頃から体調管理をしているからこそ、体調不良の時は早めの受診をする」(40代・女性)、「何事も身体の健康あってのものなので、そこを我慢してしまうと結局は全体でマイナスになってしまいそうな気がします」(30代・男性)、「削ってしまって、早期発見を逃してしまっては大変だから医療費は削らず、異変があったら医療機関にかかるようにしています」(40代・女性)などの声が寄せられた。
以下、3位には「交際費」と「娯楽費」が8人で並び、5位には「水道光熱費」(7人)が続いた。