ガーシー被告保釈決定 保証金3000万円即日納付 東京拘置所前に多くの報道陣集まる

杉田 康人 杉田 康人
東京拘置所の前に集まった報道陣
東京拘置所の前に集まった報道陣

 東京地裁は21日、YouTubeで芸能人や会社経営者らを脅迫したとして、暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫)など5つの罪に問われている前参院議員のガーシー被告(51、本名・東谷義和)の弁護人から出ていた保釈申請を認める決定を出した。保釈保証金は3000万円で、関係者によると即日納付した。同被告の母親が身元引受人になっている。

 同被告は19日、東京地裁での初公判で「間違いありません」と起訴内容を大筋で認めた。強要、名誉毀損(きそん)、威力業務妨害、証人威迫を含めた5つの罪で起訴されているが、弁護側は暴力行為等処罰法違反について、脅迫行為の常習性を否認。「脅迫行為については常習性は認められない」として争う姿勢を見せている。

 都内の東京拘置所前には、保釈申請が認められたと報じられてから約50人の取材陣が集まっている。

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