NHK大河ドラマ「どうする家康」は終盤に向けたキャスト発表が15日に行われ、毛利輝元(吹越満)、上杉景勝(津田寛治)、宇喜多秀家(栁俊太郎)、小早川秀秋(嘉島陸)、大野治長(玉山鉄二)、江(マイコ)らが発表された。
五大老や大坂の陣に向けた配役も固まったが、ラスボス=大物女優が予想されている淀殿役は、未発表となっている。
真田信繁(幸村)は日向亘(19)、豊臣秀頼は作間龍斗(20)の若手が起用されており、淀殿が大坂の陣でもメーンとなりそう。
8月の第30回では、茶々(=淀殿)を白鳥玉季(13)が演じ、羽柴秀吉(ムロツヨシ)に攻め込まれ柴田勝家とともに自刃した母市(北川景子)に対し、加勢しなかった家康(松本潤)を恨み、「母上の無念は茶々が晴らします。茶々が天下をとります」と約束していた。
物語は現在1586年ごろを進んでおり、淀殿が秀吉の側室になったのは1588年ごろと伝わる。
ネット上でも近く登場する淀殿について「淀殿、誰になるんだろう」「まだ発表されてない」「なぜ発表されない」との投稿が相次いでいる。かねて母市を演じた北川景子の2役とみる予想も多く、注目が集まっている。
また最終盤に向けては春日局も未発表との指摘も。
春日局を巡っては、語り(ナレーション)の寺島しのぶが語っている内容が、神君を持ち上げていることから、春日局が家光に家康の偉業を語り伝えているとの予想も出ている。