国民民主党が党名変更? 玉木代表「まず最初に略称問題」 一方で「代表選で国民民主党が以前より浸透」

杉田 康人 杉田 康人
国民民主党の玉木雄一郎代表
国民民主党の玉木雄一郎代表

 国民民主党の玉木雄一郎代表は、5日に国会内で行った定例会見で、次期衆院選を前に党名変更する可能性に触れ「新体制が発足したらまず最初に取り組まなければいけないのは略称の問題。加えて党名を変えるか変えないかも含めて広くですね、万機公論に決すべし(=政治は世論の赴くところに従って決定せよ、の意)じゃないですけど、多くの意見を聞いて方針を決めてまいりたいと思っております」と述べた。

 国民民主党の略称は「民主党」で、立憲民主党と同じ。比例選で得票割合に応じて、案分票が発生する。8月の記者会見で党名を変更し、略称問題の解決を図る考えを示していた玉木氏は、2日の代表選で再選。すでに榛葉(しんば)賀津也参院議員の幹事長続投を決めている。8日の両院議員総会で承認を受けた後、新体制が発足する予定だ。

 玉木氏は「国会議員で決めるんじゃなくて、党員・サポーターや、地方議員の皆さんの意見も聞いて。私なりにプランはありますけど、私が決めるっていうのも、決めるか決めないかも含めて、決める話」と強調した。

 一方で、代表選を行ったことで「国民民主党という名前が以前より浸透したと思う。変えることのメリット、デメリットということを冷静に分析しながら、選挙も近いかもしれないということも勘案しながら最終的にどうするかを決めていきたい」とした。

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