俳優ジョニー・デップ(60)と映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』で共演したヴィンス・ロザーノが、デップがジャック・スパロー船長役でシリーズに復帰することを呼び掛けている。同2003年作で、海賊のジャコビー役を演じたヴィンスは、元妻アンバー・ハードとの泥沼裁判が終わった今、ジョニーが再び同シリーズの主役に復帰するに「値する」と感じているという。
ヴィンスはムービーウェブにこう話している。「彼はジャックとして、もう1回やるに値すると思うけど、そうなるとは思わない。色んな話を耳にしたよ」「でもそのオーディエンスはいると思う。僕は多くの海賊コンベンションに出ているんだけど、パイレーツの仮装をした人々の大きなサブカルチャーがあるんだ。そして彼らはジョニーが大好きさ」
ディズニーは同シリーズに「新たなエネルギー」をもたらすことを目的に2018年にジャック・スパロー役からジョニーを降ろした。しかし、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャー・プロダクションのショーン・ベイリー社長は、ニューヨーク・タイムズ紙のインタビューで、ジョニーが復帰する可能性を質問され、「現時点では決定していません」とだけコメントしていた。
ジョニーは、アンバーとの名誉毀損裁判で、シリーズ5作に主演した「パイレーツ・オブ・カリビアン」に別れを告げることができなかったとして、「私の気持ちとしては、このキャラクターたちは、きちんとお別れをするべきだと思っていました」「シリーズはそれほど長くは続きませんし、あのようなシリーズを終える方法があります。良い形でシリーズを去っていくに値するキャラ達であると思いました。止める時が来るまで続けて行くつもりでした」と語っていた。