NHKから国民を守る党の立花孝志氏(56)が22日、自身のYouTubeやSNSを更新し、この日告示された千葉県九十九里町選(27日投開票)への出馬を表明していた同党公認の前練馬区議・松田亘氏(40)の立候補届け出が受理されたことを明かした。同町長選には、同町議の浅岡厚氏(62)も立候補を届け出た。
立花氏は、松田氏とともにYouTubeで「国政政党・NHKから国民を守る党の公認候補として受理された。一番の目的は、NHKから国民を守る党で立候補できるかということ。8:2で立候補できないかと思っていたが、立候補できました。テストをしてみたというのが一番です。サラッと受理された」と報告。10月に予定されている衆院長崎4区補選、参院徳島・高知補選に同党公認候補者が出馬可能とした。
党の代表者を斉藤健一郎参院議員(42)に変更し、党名も政治家女子48党からNHKから国民を守る党とする届を総務省に出しているが、総務省は判断を保留したままだ。九十九里町の選挙管理委員会が、千葉選管や総務省の意見を聞いた上で判断したとする立花氏は「国政政党の方で、立候補が受理されるという可能性が極めて高くなったと思っている」と、大津綾香氏(30)との代表権争いが続いてもN党公認として立候補可能という〝お墨付き〟を得た形だ。
立花氏は、X(旧ツイッター)で「九十九里町長選挙で、国政政党NHKから国民を守る党で、公認候補者を立候補されることが出来ることが、証明されたので、10月の長崎県衆議院補欠選挙或いは、参議院の補欠選挙にガーシーを擁立した(い)と思っています!早くガーシーと面会したい!」と投稿。同党前参院議員のガーシー被告(51、本名・東谷義和)を擁立する可能性に言及した。
ガーシー被告は、YouTubeで芸能人らを脅迫したとして、暴力行為法違反(常習的脅迫)や強要、名誉毀損などの罪で起訴され、9月19日に東京地裁で初公判が行われる。