BTS ジョングクのソロ曲「Seven」に盗作疑惑 所属事務所は「一方的な主張に過ぎない」と一蹴

椎 美雪 椎 美雪
BTS ジョングク(出典:BTS SNS)
BTS ジョングク(出典:BTS SNS)

 BTSのジョングクが7月に「Seven」でソロデビューを果たし、ビルボードの主要ランキングで1位を記録するなど世界で旋風を巻き起こす中、「Seven」の楽曲盗作疑惑が突然、浮上した。

 韓国メディアのアルファ経済が22日に報じたもので、これによるとジョングクの「Seven」は、2000年にガールズグループのFin.K.L.(フィンクル)がリリースした「Time of mask」を盗作したものだという。

 ある芸能関係者が、同メディアの取材に応じ「外国の作曲家複数人で作曲したという『Seven』と、Fin.K.L.の『Time of mask』の主要メロディー音階表が、あまりにも同じであることが確認された」と言い「国内の有名作曲家の一部でも、同じ曲だという見解が出ている」と主張した。

 さらに「Time of mask」を作曲したヤン・ジュニョンは、HYBEに音源と音階表などを含む疎明資料を送付したが、HYBE側はパン・シヒョク理事長がアメリカ出張中であることを理由に、返答しかねるという非公式な立場を出したことが伝えられている。

 しかしジョングクの所属事務所であるBig Hitミュージックは、これを「事実無根」と一蹴。「著作権侵害の主張は事実ではないことをお伝えする。『Seven』は、5人の海外作曲家が協業して制作された楽曲で、一部で言われている24年前の国内アルバム収録曲とは、全く関係のない創作物だ」と表明した。

 また「盗作を判断する基準となる実質的類似性、依存性など、いずれの基準にも適合していない一方的な主張に過ぎないことをお伝えする」と付け加え、一線を引いている。

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