2011年にウォンビンの主演映画「アジョシ」に出演し、“天才子役”として日本でも一躍知名度をあげた女優のキム・セロンが、2022年5月に飲酒運転事故を起こして演技活動を自粛する中、ミュージックビデオの主人公に抜てきされたことが明らかになった。
キム・セロンが起こした飲酒事故は、当時近隣の電気供給が途絶えるなど、大きな被害をもたらし世間に衝撃を与えた。最終的に、罰金刑2000万ウォン(約200万円)が宣告されている。
韓国メディアのxportsnewsが、キム・セロンにMV出演を依頼したプロデューサーのEI brothers(イーアイブラザーズ)にインタビューを申し込み、これに応じている。
EI brothersは、ポップ歌手のChristine Corlessとコラボレーションし、新曲「Bittersweet」を制作。MVには活動自粛中のキム・セロンが出演しており、本格的な活動再開に向けた動きを見せ多くの関心を集めた。EI brothersはキム・セロン出演について聞かれると、「ミュージックビデオのコンセプトがハイティーンだったので、それに合う主人公を探していたところ、知人に紹介されて出演してもらうことになった」と明かした。
また同メディアは、今回のMV出演が“キム・セロンの飲酒事故後の最初の作品”になるという意味を持ってしまうことについて、どう考えているかを尋ねると「誰にも被害が及ばないようにしたい」と言及したとし、この言葉で「キム・セロンの活動再開を、あたたかい目で見守ってほしい」というEI brothersの思いを垣間見たという。
キム・セロンのMV出演で話題を呼んでいる「Bittersweet」は、18日に発売される予定だ。