映画『バービー』が世界興行収入10億ドル(約1421億円)を達成した。女優マーゴット・ロビーや俳優ライアン・ゴズリングといった豪華キャストによる新作は、公開からわずか17日で大台に突入。監督を務めたグレタ・ガーウィグも、興行収入が10億ドルを達成した初の単独女性監督となった。
ワーナー・ブラザースのアメリカ国内配給部門最高責任者のジェフ・ゴールドスタインは、声明の中で話している。「これは『バービー』にとって重要な瞬間で、グレタ・ガーウィグ以外で、全世代の映画ファンの共感を得て文字通り世界をピンクにする、このように面白く感情的で、エンターテイメント性があるストーリーで、この世代を超えたアイコンと、その世界に命を吹き込むことは出来なかったでしょう」
「お客さんの長蛇の列と再鑑賞は、映画が大きなかたちで再び人気を取り戻したことの証拠であり、私達は『バービー』が現実の世界でどこまで行くのか見届けるのを楽しみにしています」
マーゴットがバービー役、ライアンがケン役をそれぞれ演じている同映画は、アメリカ国内で4億5900万ドル(約653億円)、海外で5億7200万ドル(約823億円)の興行収入を上げている。