「めざまし8」コメンテーター 自民党フランス研修日程に「コメントする価値ないでしょ」

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 立岩陽一郎氏
 立岩陽一郎氏

 ジャーナリストの立岩陽一郎氏が8日、フジテレビ系「めざまし8」で、自民党の女性局のフランス研修問題について、3泊5日で6時間しか研修時間がなかったことに言及。松川るい議員事務所の回答に「コメントする価値、ないでしょ」と呆れた。

 この日は、自民党女性局が行ったフランス研修の日程を取り上げた。3泊5日で研修時間は6時間しかなく、番組の取材に松川議員の事務所は「面談・研修日程は相手方の都合と調整し、極力研修の目的を達成できるように構成しました」と回答したことも紹介した。

 これに西岡孝洋アナは「3泊5日で6時間。我々民間企業でも信じられないような日程」と呆れると、立岩氏も「コメントする価値ないでしょ、これは」と同様に呆れた表情。

 松川議員側は、今回の研修は「参加者の自己負担と党の経費であり、党の支出は政党交付金ではない」と説明しているというが、立岩氏は「例えば私がフジテレビから出演料をもらう、(教えている)大学側からも給料もらう、フランスに行くとすると、大学の給料で行っているからフジテレビ出演料は使ってません…理屈が合わない。財布は一つ」と自分に照らし合わせて説明。「どう仕分けるかは自民党の判断だけど、政党交付金は(党の)収入の7割」「それを(自民党は)受け取っている訳だから、常にその中に税金は入っているという認識は必要」と訴えた。

 そして、現地視察で問題に向き合い、それを国会で生かすのであれば「税金を使ってもいいんです」とも主張。ただ今回は研修時間はわずか6時間ということで「事務所が言っていることが本当なら、フランスに行かなくていい」「調整が難しくないところ、3泊の予定の中でいろんな人と話して、議論して、そういう日程を組めるところは山のようにある。なんでフランス?なんでエッフェル塔?」と最後まで疑問を呈していた。

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