立憲民主党の泉健太代表(49)が4日、国会内で定例会見に出席し、自民党女性局のパリ研修で同局長の松川るい参院議員(52)がSNSに投稿した画像が批判を受けていることについて言及。一部から「国民の感情を逆なでしている」という声が出ていることに「私もそう思う」と答えた。
松川氏、今井絵理子参院議員(39)ら38人は7月末、自民党女性局の海外研修でフランスへ。松川氏はパリのエッフェル塔前で〝ニョッキ〟ポーズをする画像をX(旧ツイッター)に投稿した。参加した地方議員も、同地で食べたランチを掲載。「税金で行った観光旅行」などとしてSNS上などで炎上した。松川氏は研修目的の渡仏だったことを強調しながらも、画像投稿については「不適切だった」などと釈明している。
泉氏は、松川氏の投稿に「国民のみなさんが、どう判断するか。おかしいと思えば、おかしいという声が上がる。コロナは確かに明けましたが、今日本はやっぱり様々な問題なむずかしい問題を抱えている」と、暗に批判した。
地方議会の海外視察が批判を受けていることにも触れ「プライベートの旅行であれば、別にどうこうという話ではない。プライベートまで縛ったりっていうことではないとして、公私の区別をつけねばならない。ひとりひとりの議員が、ちゃんと身を律するということではないかと考えている」とした。