女優のシャロン・ストーン(65)は、赤信号で停車中の車がファンで覆われた時、逮捕されるのではないかという恐怖を覚えたそうだ。シャロンが下着をつけていない状態で脚を組み替えるシーンが話題となった1992年のスリラー作『氷の微笑』公開直後のロサンゼルスで、その状況に見舞われたという。
CNNに出演したシャロンは、当時をこう振り返っている。「(あのシーン)が私の人生の流れを永遠に変えることになるとは知らなかったわ。映画が公開された金曜日には無名で、火曜日にはサンセット・プラザでメガネをもぎ取られ、私の小さなBMW325で出かけると、信号で止まった時に皆が私の車の上に乗ってくるなんて知らなかった」「信号が青に代わり、周りがクラクションを鳴らし始めたから、車に人々が覆いかぶさった状態で運転するのは合法かどうか分からなかったのよ」
そして、その思い出話は実際に起こったことかと質問されると、「本当よ。サンセット大通りを運転していて、彼らはボンネットやフロントガラスを覆っていて、クラクションが鳴り続けてきた。『運転すると、彼らが怪我をして逮捕されるのかしら?人々が車の上に乗っている時に運転するとそれは犯罪になるの?』って考えていたわ」「そして車の中で『運転すべき、それともしないべき?車が人々に覆われた場合の法律は?』って考えてたの」と答えた。
そしてシャロンは、ファン達にこう警告している。「私の車の上に乗らないで。どうしたら良いのかわからないから」