新作『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』で、俳優ヒュー・グラント(62)がウンパルンパ役を演じたことを小人症の俳優が批判した。ドラマ『ウィロー』が記憶に新しい俳優ジョージ・コッペン(26)は、ただですら小人症の俳優にオファーされる役が少ないことから、この役は自身のような俳優に渡るべきだったと考えているという。
ジェームズ・ネスビットが「ホビット」シリーズで小人のボフール役を演じた時に最初にその問題について考え始めたという。ジョージはBBCのインタビューで語っている。
「(小人症の)多くの俳優は、僕達が愛する業界を追い出されていると感じている」「僕を含む多くのものは、小人症の人々がドラマなどで日常の役を与えられるべきだと主張しているけど、そのような役は回ってこないんだ」「1つのドアが閉じられたけど、彼らは次のドアを開けるのを忘れているんだよ」
そして『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』の予告編を見てショックを受けたとして「彼(ヒュー)の頭を拡大して、頭が大きく見えるようにしていた。彼に何をしたんだ(と思った)」と続けた。
この新作のポール・キング監督は、『パディントン2』でタッグを組んだヒューが「最も面白く最高の皮肉屋」であることから、同役にぴったりだと考えたという。