俳優トム・クルーズ(61)が、映画館に行く際には「チートデイ」を自分自身に許していることが分かった。主演している『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』が大ヒットだが、映画館での鑑賞が今も大好きだそうで、変装して周りに気付かれずに着席して、スナック片手に映画を楽しんでいるという。
ヒート誌にトムは明かす。「ポップコーンがないと絶対にダメだね。ちょっとしたチートデイで普段は取らないソーダを飲む。常時トレーニングしてるから食生活の中には決して入れないけどキャンディも好きだ。席にもたれてただ大きなスクリーンを見る」
そして周りに座っている他の観客と自分は一体になるとしてトムはこう続ける。「帽子と眼鏡を付けて行くんだ。場内で眼鏡を外す」「何が素晴らしいって、本当にいい映画の場合、人々に囲まれて、僕に気づく人もいるけど、全員がその場に一緒にいるということさ」
ストリーミング配信が隆盛の中で、トムは映画館のスクリーン向けに映画製作を続けていくと明かしている。「僕は巨大スクリーン向けの映画を作っている。この共同の体験が大好きだから。別のプラットフォームに移行しているのはわかるけど、そこにはコミュニティがある。異なる文化、生活を持つ僕らが全員で劇場に集まり、映画を体験するということだよ」
「僕はそれで育った。そこで夢を育み、世界中を旅したいと思った。子供の時の僕の目標は映画作りと世界を旅すること。ツーリストとしてだけじゃなく、世界で仕事をし、そこに住み、文化を理解したかったんだ」「特権だと思っているし、当たり前だと思ったことは一度もない。映画作りは僕の情熱だ。皆を楽しませたいという僕の情熱さ。だから僕は大きな劇場、あの体験のためにずっと戦い続けてゆくよ」