『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』のメガホンを取るポール・キング監督は、映画のために特別に作られたチョコ-レートを試食し過ぎて50ポンドも(約23キロ)太ってしまったそうだ。1971年の映画『夢のチョコレート工場』の前日譚で、ティモシー・シャラメが主役を演じるミュージカル映画のメガホンをとったキング監督は、チョコレート専門職人(ショコラティエ)を雇って映画向けにチョコレートを作ってもらい、その全てを味見せずにはいられなかったという。
キング監督はピープルに話している。「素晴らしいショコラティエがいましてね。彼女は素晴らしいお菓子の数々を作ってくれて、私達は試食をしていたんです。必要以上に美味しくって。なぜなら俳優達はそのフリをするのが上手ですからね。でも奇跡的に、それは見た目通りに美味しかったんです。50ポンドぐらい太ったと思いますが、映画の公開までには、それを落とせることを願っていますよ」
そして、俳優らには影響がなかったとして、「ティモシーが、とてもスリムでハンサムでい続けたことは奇跡ですね。彼を太らせようとしたんですが、無理でしたね」とジョークを飛ばした。
そんなキング監督は以前、ウィリー・ウォンカ役にはティモシーが適任と最初から分かっていたことからオーディションなしでキャスティングしたことをローリングストーン誌に明かしていた。
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』は12月15日に日米同時公開となる。