「江南スタイル」で知られる韓国アーティストのPSY(サイ)が、自身の主催公演後に残したコメントが「不適切だ」と批判される中、水害被害を支援するため寄付していたことが判明した。
韓国の複数メディアによると17日、「希望の橋全国災害救助協会」が、PSYから1億ウォン(約1000万円)の送金があったことを明らかにしたという。PSYは同協会を通して「現在集中豪雨で被害に遭っている全ての方たちへ、深い慰労をお伝えしたい」とし「一日も早く日常を取り戻せるよう、少しでもお役に立てればと思い、寄付をさせていただきました」とコメントしている。
彼はこれまでにも、韓国国内で被害が発生するたびに同協会へ多額の寄付をしており、今回で「希望の橋オーナーズクラブ」会員の仲間入りとなった。
「希望の橋~」のキム・ジョンヒ事務局長は「災害により、被害に遭った方たちのために寄付をしてくれたPSYさんに感謝します」と言い「われわれは13日から災難安全状況室を稼働させており、一日も早く被災者たちが元の生活に戻れるよう、最善を尽くしています」と伝えた。
PSYは15日、麗水(ヨス)の鎮南(チンナム)総合運動場で「PSY びっしょりショー SUMMER SWAG 2023」を実施。その後「観客もスタッフもゲストも天気も全て完璧だった」とインスタグラムに投稿したことでネットユーザーから批判的コメントが多く寄せられ、該当文を削除する事態となっていた。