英大物ミュージシャン、プーチン大統領に「金を支払え!」ウクライナ侵攻でライブ中止、大損害こうむる

海外エンタメ 海外エンタメ
 ウラジーミル・プーチン大統領
 ウラジーミル・プーチン大統領

 英国のミュージシャン、ジョン・ライドン(67)が、ロシアのプーチン大統領は自分に金銭の借りがあると主張した。2022年、ロシアによる侵攻前にウクライナで自身のバンド、パブリック・イメージ・リミテッド(PiL)のライブを行う予定だったため、公演キャンセルで多額の損害があったと不満をぶちまけた。

 ジョンは、デイリー・テレグラフ紙に自身の今までで最悪の決断について問われて答えた。「ロシアの侵攻直前のPiLのライブだ。俺たちはぼったくられたんだ。プロモーターが金を持って来なかった。俺たちをその場所に置き去りにして、俺たちはと言えば、早急にその場所から離れなければいけなかった」

 「インタビューで俺はバカみたいな感じで言っていたよ。『そのウクライナ人たちの借りを今プーチンが支払え』って。全く受けなかったな」

 また、今回ジョンは今年4月にアルツハイマー型認知症との闘病の末亡くなった妻ノラ・フォースターさんが、ニューヨークのイベントでジェニファー・ロペスのドレスを誤って引き裂いてしまったことを回想してもいた。

 「最愛のノラが間違って、ジェニファー・ロペスのドレスを踏んでしまったことを俺は絶対忘れないだろう。ニューヨークでのガラで隣にはドナルド・トランプがいて俺を見てこう言ったんだ、『誰がこのフーリガンを入れた?』って」「ノラのハイヒールがジェニファー・ロペスのドレスを引き裂いたわけだが、トレーンが10フィート(約3メートル)もあれば、そうなっても当然だ」「裂かれたドレスを見た時の奴らの怒りに満ちた目は最高だったな」

 1978年にセックス・ピストルズを脱退した際のことについてジョニー・ロットンことジョンはこう振り返っていた。「最後の方は茶番だった。同じ曲を何度も何度も歌い続け、ザ・ローリング・ストーンズになるつもりは俺には全くなかった」

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース