しろまる460さん（shiormaru_460）が製作した、回転すると「美少女」の文字に〝姿〟が変わる女性フィギュアが「天才」「発想の勝利」とツイッターで話題となっている。
自作フィギュアの製作、販売を行っているしろまる460さんは13日、「美少女フィギュアをつくった！」とつづり、写真を投稿。フィギュアは3Dプリンターで製作されており、正面から見ると腰に手を当てるポーズを取った女の子。顔は平面で表情がなく、”美少女”なのか疑問が浮かぶが横からのぞいて見ると...納得。見る角度を変えると女の子が〝文字通り〟漢字の「美少女」に見えるよう、立体的につくられた作品だったのだ。
しろまる460さんによると、今作は「誰もが認める美少女フィギュア」をテーマにアイデアを模索。「どうせなら文字を形にしちゃえばいいんじゃないか」と思い妻に相談したところ「面白いから絶対にやったほうがいい」と背中を押された。
ファミレスで思いついた同アイデア。その場にあったペーパーに下書きをし、自宅に戻って作業にとりかかった。「3Dソフトでもともと作っていたフィギュアのデータにポーズをとらせシルエットを出し、漢字と組み合わせてデータは完成。翌日には3Dプリント完了という流れです」。フリー素材の画像を使用せず1からシルエットを出したため時間、根気を要する作業だったが、勢いままに1日で完成させた。
投稿から16日までで900超のリツイート、2500超の「いいね」が寄せられた。しろまる460さんは、反響の大きさについて「普段はヒートペンというものでプラ板を溶かしてフィギュアを作るほか、普通に粘土、3Dデータで彫刻をしています。今回は、思いつきでぱっと作成した作品が、これほど多くの人に刺さり見てもらえる結果となり、うれしいやら、今までの作品たちは...」と複雑な心境を吐露。「とはいえ、たくさんの皆さんに面白がってもらえたと思ったら、それはそれでうれしいが勝っています。アイデア全振りの作品なのですが、発想を褒めていただけるコメントや引用リツイートが多くうれしく思っています。ほかの作品も見ていただけるようこれからも精進していきたいです」と意気込んだ。
