まるで透明かのように見るプラモデルがSNS上で注目を浴びている。
「#個人的に今年1番頑張ったプラモデル見せてください
コチラが一番厳しかったです🖐️手の部分でなく緑の部分だけで2週間費やしました」と、件のプラモデルを紹介したのは”筆塗りモデラー”として活動するリューノさん（@ryunogarage）。
ガンダムのプラモデルを一手に扱うBANDAI SPIRITSからはこんなモデルは発売されていないはず……。どこで手に入れたのかと疑問に思ったが、実はこのプラモデルはリューノさんが透明に見えるよう通常のプラモデルに色を付けたものだった。
SNSユーザー達からは今回の投稿に対し、
「こりゃあ、、、すごい！」「しばらく頭がバグりました。今まで見たガンプラ塗装例のなかでも抜きんでて異常です」「透けたように塗ったということか！！ 理解するのに時間かかった・・・」など数々の驚きの声が寄せられている。
リューノさんにお話を聞いた。
近藤理菜（以下「近藤」）： 今回の作品を手がけられたきっかけはなんですか？
リューノ：2018年頃から筆塗りでプラモデルを塗るようになったのですが、その表現の一つとして挑戦しました。プラモデルには透明なプラスチックで作られたクリアキットというものがありまして何個か収集してました。しかし、構造上完全な透明では無かったのでクリアキットに何か良い表現を加えるより、普通のプラモデルを透明に見せるように出来るかな？と考え無謀にも実践してみました。
近藤：作品制作の際に気を付けていること、工夫されていることはなんですか？
リューノ：自分はアクリルガッシュという普通の絵具を使って模型を筆塗りしているのですが、自分なりの表現が出来ればいいな…という気持ちは毎回持ち続けています。
近藤：次作として考えられている作品はありますか？
リューノ：2023年もガラスの様な表現を更に高めて、綺麗な作品を完成出来るよう励みたいと思っております。
近藤：これまでの反響やコメントについてご感想をお聞かせください。
リューノ：自分の作品を見て驚いて頂けたり、楽しんで頂けたりしたのであれば本当にありがたい事だと実感しております。また、模型展示会等でお会いするモデラーさんのほぼ全ての方が自分のガラス塗り作品の事を知っていて下さる事にも驚きました。
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あまりにも完成度の高すぎる塗装技術に驚かされた。リューノさんは今回の透明プラモデル以外にも数々の筆塗りで仕上げたプラモデルを自身のSNS上で投稿されているのでそちらも是非チェックしていただきたい。
リューノさん関連情報
Twitterアカウント：https://twitter.com/ryunogarage
