女優のマーゴット・ロビーは、ネットで話題騒然の『バービー』のハイヒールのショットで、足の代役を使うことを拒否したそうだ。バービー人形を主役にした実写版映画でタイトルロールを演じるマーゴットは、予告映像に登場したバービーがハイヒールを脱ぐ様子がSNS上で大きな話題を呼んでいた。
予告動画では、ハイヒールを履いたバービーの美しい足がクローズアップ。靴を脱ぐものの、かかとはハイヒールを履いたままのような形に固定された裸足歩行が話題となっていた。
映画情報サイト、ファンダンゴとのインタビューでこう説明した。「8テイクくらいだったかな。そんなに何回もしてないわ。あれは私の足よ。靴は両面テープのようなもので床に固定されていて、そこから足を出したの。そして棒のようなものにつかまっていたわ。それだけよ。固定するものなどはなくて。ただ、カメラの上の棒につかまって歩いたのよ」
また完璧な足のアーチについて尋ねられると、「子供の頃、バレエをやっていたから」と答えた。
そんなマーゴットは、ボディダブル(替え玉)を使うのが嫌いだそうで、「いつも自分でするようにしている。映画を見ていて、それが自分の手じゃないとわかるのが嫌。たまらなく嫌なの。私はいつも監督に『自分のシーンは全部自分でやらせてください』って言う。自分がやっていないとわかるのが嫌なの」と続けた。