行方不明になっている英俳優ジュリアン・サンズが消息を絶ったカリフォルニア州のマウント・バルディ地区で24日、人骨が発見された。『眺めのいい部屋』で知られるジュリアンは熱心なハイカーであり登山家でもあったが、1月13日に同地区でのハイキングから帰宅せず、行方不明となっている。
地元のサンバーナーディーノ郡保安官事務所が発表したところによると、24日の朝に、ハイカーが人骨を発見し当局に通報。遺体は身元確認のため検視局に運ばれたという。また来週には手続きが完了する見込みで、その後、更なる発表がされるとみられている。
ジュリアンの捜査は地上と空から8回行なわれたものの、3月には雪崩の危険性により捜索が一時中止。最近では今月17日に、80人の捜索救助ボランティア、保安官代理、スタッフ、そして2機のヘリコプターとドローンがジュリアンの捜索に向かったものの発見には至らなかったと保安官事務所から発表されていた。
一方でジュリアンの家族は先日、声明を発表。捜索チームとコーディネーターに感謝の意を述べるとともに、ジュリアンを「明るい思い出とともに心の中にとどめ続けている」としていた。