対戦アクションパズル「ぷよぷよ」の強豪女子選手・あかじこうさんが今月19日に死去していたことが分かった。本人のツイッターで20日に発表された。がんと診断され、闘病していたという。
ツイッターにはあかじこうさんの夫による文書がアップされた。冒頭で「あかじこうの夫です。昨日6月19日に闘病中だったあかじこうが他界しました。28歳でした」とつづった。
「約2年半前に癌が診断され、闘病生活を続けましたが、 自分とあかじこうの家族に見守られながら安らかに息を引き取りました。あかじこうは天然でおっちょこちょいな部分 もありましたが、 持ち前の愛嬌で周りを笑顔にさせており、自分もいつも元気付けられて いました。闘病中もぷよぷよの大会に積極的に出て成績を残し、精力的に活動していた姿は誇りに思います」と故人を悼んだ。
そして「あかじこうと仲良くしてくださった方、応援してくださった方、関わってくださった全ての皆様に、心より感謝申し上げます。様々な方から認知されており、友好関係を築いていたので、本人のTwitterアカウントにて報告させていただきました」と説明された。
あかじさんは昨年12月18日に開催された第2回「ぷよぷよレディースカップ」を制し、第1回大会からの連覇を達成。優勝時は「宣言通り2連覇ができてとても嬉しいです。体調の都合で決勝に出場ができるかどうか不安がありましたが、レディースカップの決勝には絶対に出場したいと思っていたので、当日は結構体調も良い状態で、試合内容も落ち着いてプレイできたので本当に良かったと思います」とコメントしていた。
訃報を伝えるツイートには多くの追悼が寄せられた。昨年の決勝大会初戦で対戦したにゃーめんさんは「去年のレディースカップで対戦、お話しできて嬉しかったです。強くてかわいいあかじこうさんにまたお会いできるよう頑張ろうと思ってました。ご冥福をお祈りします」と思いを寄せた。同じくぷよぷよ女性選手のあーちゃんさんも「大会や配信でたくさんお世話になりました。とってもやさしくてかわいいあかじこうさんがずっと大好きです。ご冥福をお祈りします」とつづった。