俳優ハリソン・フォード(80)は、自分が主演俳優になるとは「思ってもみなかった」そうだ。映画界の大御所ハリソンが、自らの期待を大きく上回ったことを告白した。
ハリソンはピープルにこう話している。「主演俳優になるとは思ってもみなかったよ」「ただ俳優で食べて行けるようになりたいと思っていたんだ。他の仕事で収入を補う必要なしにね。テレビドラマにレギュラー出演できればラッキーだと思っていたよ」
「インディ・ジョーンズ」や「スター・ウォーズ」など映画史上最大の映画シリーズに主演してきたハリソンは、7月に81歳の誕生日を迎えるものの、今でも映画に情熱を燃やしているそうで「おそらく、これまでで一番映画作りを楽しんでいるよ」と明かした一方、名声が動機になったことはないとして「誰も信じないけど、金持ちや有名人になりたいと思ったことは一度もなかった。ただ役者になりたかったんだ」と説明した。
また、今月30日に『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の公開を控えたハリソンは以前、インディの物語の「最終章」を求めていたと語っていた。1981年のシリーズ開始時からタイトルロールを演じてきたハリソンは、「いつも物語の最終章をやりたいと思っていたんだ」「私達は数年前に、それを考え始めた。私の、私達皆の野望は、彼は非常にフィジカルなキャラクターだから、彼の年齢の現実に向き合ったストーリーを考えることだった」 「ストーリーや他のキャラクターがどうであれ、彼が減退した後、生き返る姿を観たい。そして皆が納得できるストーリーを手に入れたから、作ることにしたんだよ」とハリウッド・リポーターに話していた。