俳優のジェイミー・フォックス(55)の代理人が、ジェイミーにコロナワクチンの重度の副反応が出ていたという噂について「完全に不正確」と全否定している。ジェイミーは4月、体調を崩し入院していたが、ワクチン接種後に血栓が出来たことから脳卒中を発症し「半身不随で失明した」という説が最近ネット上で拡大していたこととを受け、それが真実でないと代理人がニューズウィークに話したかたちだ。
この説は、最初ポッドキャスト番組『アスク・Dr.ドリュー』で米ゴシップ・コラムニストのA.J.ベンザが「同室した関係者」による情報だとして、「ジェイミーは注射の後、脳に血栓ができた。彼はワクチンを望んでいなかったが、出演している映画のプレッシャーで、接種を受けた。脳の血栓により、半身不随で失明した」と話したことで浮上。司会の医師ドリュー・ピンスキーは異議を唱えていなかった。
そして6日には、米保守派のキャンダス・オーウェンズが、YouTubeを通して発信しているポッドキャストでこの説に触れ、ジェイミーの家族が否定していないことから真実だろうとコメントしていた。
ジェイミーは4月に救急搬送。病気の原因は明らかにされていないもの、5月には脳卒中並びに脳や脊髄の損傷を受けた患者のための施設でリハビリテーションを行っていると報じられており、ある関係者によるとジェイミーは「順調に回復している」という。