OCTPATH・栗田航兵&海帆 全国ツアーで流した涙 初の歓声を胸に次なる舞台へ「海外に行けたら理想」

藤丸 紘生 藤丸 紘生
4thシングル「Sweet」を7月5日に発売するOCTPATH・栗田航兵(左)と海帆
4thシングル「Sweet」を7月5日に発売するOCTPATH・栗田航兵(左)と海帆

 8人組ボーイズグループ・OCTPATH(オクトパス)が、4thシングル「Sweet」を7月5日に発売する。今年2月から3月にかけて、初の全国ツアーを完走。コロナ真っただ中にデビューした彼らは、同ツアーで初めてTHme(スミー=ファンの総称)の歓声を浴びた。メンバーの栗田航兵(21)と海帆(24)に全国ツアーで見た景色、次に見据える目標を聞いた。

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 ―昨年2月にデビューして、2年目を迎えた現状

 栗 田:まだ新人かもしれないけど、新人っていう思いはやめようと。フレッシュさだけで乗り切らずに、実力やクリエーティブさをもっと発揮できたらなと話し合っている感じですね。

 海 帆:向上心が出てきたというか、新しいことをもっとやってみようみたいな。

 ―1年目に比べて、一歩前進したと感じる部分

 栗 田:初めて全国ツアーをやらせていただいて、ファンの皆さんの歓声を全身全霊で浴びて、そこでスイッチじゃないですけど、もっともっと楽しませたいっていう気持ちが大きくなっていったので、今後もファンの方に届けるものを磨いていかないと。

 海 帆:ツアーを終えて、結束力も段違いについたんじゃないかと思いますね。

 栗 田:2年目に突入して、気持ちが固まったというか、1年目はまだ模索中だったものが、定まってきたと思います。

 ―全国6都市を巡る初の全国ツアー「OCTPATH JAPAN TOUR 2023 -DISPLAY-」では、デビュー以来初めての歓声を浴びた

 栗 田:オープニングVTRで会場が暗くなってスポットライトが僕らに当たる時に、普通イヤモニをしていたら意外と外の音って全く聞こえなくなるんですけど、それを突き抜ける歓声があったので、クールに決めないといけないところをちょっとニヤッとしちゃって、嬉しくて。

 海 帆:MCの時もTHmeからの声を拾ったりして、よりライブらしくなってきたなと。名前もすごく呼んでくださって、ペンライトだけやったものが声も加わって、すごく心に響きましたね。

 栗 田:自分たちが踊るたびに、声に出して嬉しさを表現してくれて、自分たちが逆に負けちゃうなと思ったので、パフォーマンスのレベルアップにもつながったなと思いましたね。

 ―初めての歓声は涙腺に響いた?

 栗 田:最初の歓声の時は集中していたので泣かなかったですけど、大阪公演のアンコールの声援が会場全体で言ってくれていて、スタンバイ中にちょっと泣きました。(太田)駿静くんが隣にいて、「ヤバい、ヤバい!」って。

 海 帆:いやぁ、すごかったよなぁ。僕らからは何も言ってなかったので、自発的にTHmeが言ってくれたこともすごく嬉しかったです。

 ―大きな経験を得た中で、あえて反省点を挙げるとすれば

 海 帆:MCは課題だと思っていて、時間と質というか、パフォーマンスと同等くらいに大切やなと思いました。今回はお客さんともコミュニケーションを取るということで、対応力も磨けたらと思いますね。

 栗 田:公演を重ねていくごとに(MCを)時間内でおさめられるようになっていきましたね、一緒に成長していったような。公演が終わった後は褒め合う時間というよりも「ここはこうだったから、次はこうしよう」と話すので、いい感じに改善していったなと思います。

 ―6都市で11公演を走り抜け、体力的な疲れは?

 栗 田:ちょうど6都市11公演ぴったりで体力が尽きました(笑)気持ちの疲労は全然なかったんですけど、後半で足つっちゃったりとか、体力的な疲労は11公演でぴったり燃え尽きました。

 海 帆:僕はつり癖が付いたと感じました。湿布20枚くらい貼ってました(笑)

 栗 田:ステージに湿布落ちてたら「絶対、海帆くんやん!」みたいな(笑)

 海 帆:ハードな曲を詰め込んだ部分もあったので、そのへんで足が…改善点ですね。

 ―ツアー前は体力的に燃え尽きるイメージはあった?

 栗 田:全然できてなかったですし、もっと長いと思ってました。2カ月くらいあったんですけど、もっとゆっくり進んでいくんかなと思っていたら、一瞬で終わってしまって「こんな早いんや」っていうのが正直な気持ちでした。

 海 帆:(公演と公演の)期間は空いてたんですけど、いざ振り返ってみると「1カ月もなかったんじゃないか」っていう体感なんですよね。

 ―デビュー、シングル、アルバム、全国ツアー…着実にステップアップしている今、見据える目標は?

 栗 田:今年の目標としては、海外のフェスに出られたらいいなというのはありますね。メンバーや事務所の方と話して、海外に行けたら理想だよねって。現地に行って、OCTPATHを誰も知らない場所でやったことがないので、そこで自分たちの成長につながるものがあればいいなと思いますね。

 海 帆:新しい刺激っていうのはありますよね、違う環境でどうやっていくのかっていう。

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