松屋フーズが展開する牛丼チェーン「松屋」では、5月30日から3週連続で「平成レトロメニュー」が復活。現在、第1弾「トンテキ定食」が発売中で、6日午前10時からは第2弾「トマトカレー」が発売される。
第1弾の「トンテキ」は、2005年に初登場し、21年5月ぶりに復活。抜群のパンチ力と程よい酸味がクセになる味で、「ちょうどいい量が食べたい」という要望に応えて、枚数を1枚から4枚まで選べる(価格別)。
また、トンテキの発売から1週間後の6日からは、第2弾「トマトカレー」が復活する。09年の登場以降、多くの変貌を遂げた同メニューを現代風にアレンジ。トマトとこだわりのカレーソースがマッチし、酸味とにんにくのうま味、スパイス感が楽しめる。第3弾の復活メニューは近日発表される。
復活が発表されると、SNSは「やったー」「これは食べないとーーー!」「松屋のトンテキ復刻されてるー!これ好きなんだ」と期待。トンテキ定食が発売されると「松屋のトンテキめちゃくちゃ美味えぞ!!」「松屋のトンテキ、めっちゃご飯が進むわ」など早速舌鼓を打つ声があがった。
一方で「平成レトロ」というネーミングに、一部の利用者は「平成レトロだと?」「平成レトロ!?もうレトロなのか」「平成レトロかぁ。平成も昔になって行くんだなぁ」「自分の生まれた時代は『レトロ』が付いて呼ばれる昔なのだと思うと涙が止まらない」と時の流れを痛感。また、「平成でレトロだとすると、昭和はどうなるんだろう」「ついに松屋まで『平成レトロ』とか言い出しちゃった…昭和生まれの人間はもう…」「待ってくれ、平成がレトロなら昭和生まれのワシは一体何なんだ」などショックを受ける昭和世代の声もあった。
松屋の担当者によれば、13日から始まる第3弾では1980年に初登場した定食が数量限定で復活するとのこと。復活する3商品について「以前食べたことがあるお客さまには当時を思い出してほしい、また全く知らない世代にも受け入れてもらいたい」と説明。その思いを届ける工夫として「平成レトロ」というインパクトのある名前を付けたことを明かした。