映画『君の名前で僕を呼んで』などで知られる俳優アーミー・ハマー(36)が、性的暴行容疑について不起訴となった。2021年、ある女性から17年での性的暴行を告発されていたアーミーに対し、このほどロサンゼルス地区検察局が不起訴を明らかにしたか。アーミーは支えてくれた人々に感謝すると共に「人生を立て直す長く困難な道のり」を歩み始めると語っている。
アーミーは、インスタグラムに声明を投稿、こう綴っている。「捜査の結果、僕がずっと主張してきた、犯罪を犯していないという結論に至った地方検察局にとても感謝しています」「僕の無実が証明された今、人生を立て直す長く困難な道のりを歩み始めることを楽しみにしています」
また、「今回僕を支えてくれた全ての人々に心から感謝します。前進、そして上昇」とキャプションがつけられている。
ピープルが入手した検察局の声明は、「関係が複雑だったことに加え、同意なしで強要された性行為だったということは立証が困難なため、この件に関して合理的な疑いという以上に証明することはできなかった」ことから不起訴に至ったと説明している。
一方で、アーミーを告発したエフィーと名乗る女性は、今回の結果に「落胆した」とした上で、CNNにこう語っている。「アーミーが私にもたらした傷とトラウマに対し責任を追及され、また他の女性達を同じような虐待経験から守るため、発言し、告発することが義務だと感じたのです」