74歳“米ロックの歌姫” テイラー・スウィフトの曲に助けられた 親友の死の悲しみを癒す「ありがとう」

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スティーヴィー・ニックス
スティーヴィー・ニックス

 歌手スティーヴィー・ニックス(74)が、テイラー・スウィフトの曲『ユーア・オン・ユア・オウン、キッド』に助けられたという。フリートウッド・マックで共に活動したクリスティン・マクヴィーさんが昨年79歳で他界。その悲しみをテイラーのアルバム『ミッドナイツ』からの同曲が癒してくれたそうだ。

 米ジョージア州アトランタのステートファーム・アリーナで開催されたコンサートで、スティーヴィーはこう話していた。「テイラー・スウィフトの優しさに感謝。『ユーア・オン・ユア・オウン、キッド』という曲を作ってくれたことに。それはまさに私が感じている悲しみだから」

 SNSにシェアされた動画の中で、スティーヴィーはクリスティンとの友情についてこう振り返っていた。「向こう側に行ったとしても私たちは電話で話す必要なんかない。電話友達なんかじゃなかった」「フリートウッド・マックに2人で戻る。立ち寄って、『リトルシスター、元気?』って感じで」「まるで時間なんか経っていないかのようだった。私たちの47年間、一度も争ったことがなかった。一度もね」

 スティーヴィーはテイラーの同曲を言及しながらこう続ける。「私たち(スティーヴィーとクリスティン)はお互いを頼りにしてきた。ずっとね。そして今私は自分だけで立つことを学んでいる、キッド、私自身で。あなた(テイラー)が助けてくれた。ありがとう」

 愛を探すも、結局自分は1人であることについて歌った同曲、テイラーの詞にはこうある。「あなたが失った全てのものは、あなたの一歩になる。フレンドシップブレスレットを作って、その瞬間を味わいなさい」「恐れる理由はない。あなたは1人でやっていくの。坊や」

 クリスティンは昨年11月に脳卒中で死去。2次的な死因として、死亡診断書にはがんが挙がっていた。その後スティーヴィーは親友を弔う内容のハイムの曲『ハレルヤ』の歌詞をシェア、2人の写真と共にこう綴っていた。「数時間前に、1975年の最初の日から最高の親友だった人が亡くなったと聞いた。ロンドンにいたかったし、ロンドンに向かいたかったけど、待機するように言われた。土曜日からある曲が自分の頭の中で繰り返されている」「彼女に歌えるかもと思っていたから、今歌う。この言葉が必要な日がいつか来ることを私はわかっていたから」

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