ユ・アイン 薬物使用疑い容疑を否認、警察は証拠隠滅の可能性ありと判断し拘束令状申請

椎 美雪 椎 美雪
ユ・アイン
ユ・アイン

 麻薬使用の疑いが持たれている俳優のユ・アインに対して、19日に警察が拘束令状を申請したことが明らかになったと、韓国の複数メディアが報じた。捜査に本格的に着手してから、103日目のことだ。

 報道によると、ソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊はユ・アインの捜査を早急に終え、事件を検察に引き渡す方針だったという。しかし、21時間にわたって調査を行った際、ユ氏が容疑を否認、証拠隠滅の恐れがあると判断し拘束令状申請に踏み切ったという。

 拘束可否については検察が裁判所に令状を請求した後、来週初めに拘束前被疑者尋問(令状審査)を経て、決定される見通しだ。

 警察は昨年、食品医薬品安全所からユ・アインが2021年から1年間、73回にわたり計4400ml以上のプロポフォールを投薬したという記録を受け、捜査に着手する。2月5日、ユ氏がアメリカから帰国した直後、尿と毛髪を採取し国立科学捜査研究院に精密鑑定を依頼した。鑑定の結果、尿と毛髪から大麻・プロポフォール・コカイン・ケタミンなど4種の麻薬類成分が検出されている。

 ユ・アインは去る11日午前10時、ソウル警察庁で2次召喚取り調べ調査を受ける予定だったが「取材陣が多く詰めかけたことが負担になる」という理由で、調査を拒否し帰宅。そして16日に改めて召喚に応じ、調査後の帰り道で「話せることは全て話した」「ご心配をおかけして申し訳ない」と伝えた。

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