軍服を着て6000人を率いたアン王女 戴冠式での騎乗は兄チャールズ国王との「絆」 娘ザラが語る

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軍服姿のアン王女
軍服姿のアン王女

 英国のアン王女が兄チャールズ国王の戴冠式で担った役割は、2人の絆を反映したものだったと娘のザラ・ティンダルが語った。6日の戴冠式後、ウェストミンスター寺院からバッキンガム宮殿へ向かうパレードで軍服を着たアン女王は、王室メンバーとしてただ一人、馬に騎乗。チャールズ国王とカミラ王妃を載せた金の馬車の後ろで、将校として6000人の軍列の先頭に立った。

 そんな母について、ザラはピープル誌にこう語っている。「彼ら皆にとって、忙しい時です。母と母の兄はとても仲が良いので、素晴らしいことでした」

 アン王女の母、故エリザベス女王が愛馬家であったのはよく知られている。自らも1976年のモントリオール五輪では、馬術で王族として初めてオリンピック出場を果たしたアン王女にとって、戴冠式の役割は特に適任だったとして、2012年のロンドン五輪で銀メダルを獲得していたザラは、こう続けている。

 「私達の馬は私達の家族に受け継がれてきたものですから、いつもパフォーマンスなど、色々話していますよ。母も馬と共に人生を歩んできましたし、自身もブリーダーです。ですから、いつも馬の話題が持ち上がるのです」

 アン王女は、この役割を担うことで戴冠式で何を着るかという心配がなくなったと冗談を飛ばしていた。CBSニュースのインタビューで「私には王立騎兵隊のブルース・アンド・ロイヤルズの連隊長としてゴールドスティックの役割があります。ゴールドスティックは、身辺警護官の起源があります。この戴冠式でこの役を務めたいかと聞かれ、引き受けました」「少なくとも、ドレスの問題は解決しますから」と話していた。

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