英国のエディンバラ公爵夫人ソフィー妃(58)を警護していたバイクが80代の女性を直撃、重体となる事故が起きた。バッキンガム宮殿は、10日午後にロンドン西部アールズコートで起きた事故を受けて、ソフィー妃の「思いと祈りは、負傷したご婦人とそのご家族とともにある」 とコメントを出している。
ロンドン警視庁の広報担当者はこう語っている。「ロンドン西部で女性が護衛任務中の警察のオートバイと衝突して負傷しました」「ロンドン救急サービスとロンドンの救急輸送機の救急隊員が駆けつけ、80歳代の女性が病院に運ばれました」
さらに「彼女は重体のままで、ご家族には報告済みです」「他に負傷者がいるという報告はありません。衝突の状況については現在調査中です」とし、負傷した女性の名前は明らかにされていない。
王室の報道官は、チャールズ国王の末弟エドワード王子 (59) の妻ソフィー妃についてこう語っている。「公爵夫人の心からの思いと祈りは、負傷したご婦人とご家族とともにあります」「妃は救急隊の迅速な対応に感謝しており、事態の進展を常に把握するようにしています」「事件が調査されている間、現時点でこれ以上コメントすべきでないと考えます」
事故発生時、ソフィー妃はオートバイに乗った先導隊が配置された警察の移動式護衛で警護されていたことがわかっており、同日夕、事故現場でチャールズ国王の称号をつけたバイクを含む2台のバイクが目撃された。ロンドン警視庁の特別護衛グループは、王室、要人、政府関係者、訪英中の王族やその他高官に武装した護衛を提供している。