英ポップグループの「テイク・ザット」が、チャールズ国王の戴冠式でのコンサートを機に再始動した。ゲイリー・バーロウ、ハワード・ドナルド、マーク・オーウェンの3人は7日、英ウィンザー城で開催された同イベントで再会。カラム・スコットとDJロビン・シュルツをゲストに迎えて2008年のヒット曲『グレイテスト・デイ』の再レコーディングバージョンやファンに人気の『シャイン』『ネヴァー・フォゲット』を披露していた。
同グループはインスタグラムに今回のパフォーマンスの動画を投稿。「4年ぶりに一緒にライブができて最高だった。まだまだ見せるものがあるからお楽しみに。完全復活だ」と綴っている。
2018年のベスト盤『オデッセイ~グレイテスト・ヒッツ』以来の新曲で先日リリースされた『グレイテスト・デイ』の新バージョンについて同グループは最近こう話していた。「僕らにとって『グレイテスト・デイ』は特別な曲だ。最大のヒット曲のひとつなんだ。11番目のナンバー1になったね」「カルムとロビンとこの曲の新バージョンをスタジオで作ったことは素晴らしかった。2人とも才能のあるアーティストさ」「今年の夏に公開される映画『グレイテスト・デイズ』に合わせて、タイトル曲と共に僕らは何か特別な事をしたかった。カルムとロビンの参加に本当にわくわくしたんだ。彼らは素晴らしかった!皆に聴いてもらうのが待ち遠しいね」
ちなみに今回の3人でのコンサート前には、ファンの間でオリジナルメンバー全員での復活が噂されていた。ジェイソン・オレンジの脱退により2014年から3人で活動している同グループ、1995年にはロビー・ウィリアムスが脱退しその翌年に同グループは解散を発表していた。
同グループのインスタグラムには、1995年、当時5人でパフォーマンスをした『ネヴァー・フォゲット』の動画が投稿され、「こんな風にまた皆で楽しむことを忘れちゃいけない。またいつか間もなく」と深読みできるキャプションが付けられていた。