麒麟・川島がアメトーーク!で紹介 異色漫画がコミック部門で検索2位に 22年度honto検索ランキング

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麒麟・川島明
麒麟・川島明

 大日本印刷株式会社(DNP)などが運営するハイブリッド型総合書店「honto」がこのほど、2022年度honto検索ランキングを発表。コミック、小説など、各部門の人気検索ワードが明らかになった。集計期間は22年3月1日から23年2月28日まで。

 まずは、コミック・ライトノベル部門。1位は、クレハ氏による文庫小説「鬼の花嫁」(スターツ出版)。22年8月にコミック版も発売されるなど、シリーズ累計で100万部突破の人気タイトルが検索でもトップに輝いた。

 2位には「税金で買った本」(講談社)がランクイン。図書館を舞台にしたお仕事漫画で、テレビ朝日系「アメトーーク!」の「ヤングマガジン芸人」(22年3月放送)で麒麟・川島明が紹介し話題に。同調査では「放送後、検索数が上がったようだ」と分析している。

 3位は「片田舎のおっさん、剣聖になる」(スクウェア・エニックスなど)、4位は「踏んだり、蹴ったり、愛したり」(KADOKAWA)。5位には、22年のアニメ放送開始やサッカーW杯などで検索数が上昇したサッカー漫画「ブルーロック」(講談社)が続いた。

 小説・文学部門では、櫛木理宇氏によるミステリー小説「死刑にいたる病」(早川書房)が1位に。22年5月には、阿部サダヲが主演を務め、映画が公開された。2位は浅田次郎氏による長編歴史小説「蒼穹の昴」(講談社)で、22年10月には宝塚歌劇団で舞台化された。

 また、3位の「夜明けのすべて」(水鈴社)は、24年2月にSixTONES・松村北斗と上白石萌音のW主演で映画が公開予定。4位の「今夜、世界からこの恋が消えても」(KADOKAWA)も、22年7月になにわ男子・道枝駿佑と福本莉子のW主演で映画が公開された。上位4作が映画化・舞台化の原作であり、同調査では「メディア化は検索が上昇するタイミングであることがうかがえる」としている。

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