英国と米国では、咽頭がんがオーラルセックスが原因で増えているという。英バーミンガム大学のヒシャム・メハンナ博士によると咽頭がんの70%は、性行為で拡大。通常は無害なものの、多数のがんとの繋がりがあるとされるウイルス、ヒトパピローマウイルス(HPV)が病を引き起こしているという。
オーラルセックスをする複数のパートナーがいる場合、咽頭がんになる確率が最大9倍も上がるそうで、メハンナ博士はメディアウェブサイトのザ・カンバセーションにこう記している。
「この20年間で、西洋で咽頭がん急増しており、蔓延しているレベルにまであります。特に咽頭がんの特定のタイプの中咽頭がんが大きな割合で増えていることが原因です」
博士はこう続ける。「生涯6人かそれ以上のオーラルセックスのパートナーを持つ人々はオーラルセックスをしない人と比較し、8.5倍高い確率で中咽頭がんになりやすい傾向にあります」