立花孝志氏、統一地方選で応援82人中当選4人 惨敗も黒川氏〝追放〟の成果強調「いらない人追い出せた」

杉田 康人 杉田 康人
政治家女子48党の定例会見に出席した立花孝志氏
政治家女子48党の定例会見に出席した立花孝志氏

 政治家女子48党(旧NHK党)の代表権をめぐり、大津綾香氏(30)と激しく対立する立花孝志氏(55)が28日、国会内で行われた党の定例会見に出席。統一地方選の結果に「82名応援して、実質当選したのが4人。原因としては、間違いなく私と大津さんがもめたこと。目の前の結果としては惨敗なんですけど、私としてはいらない人を追い出すことができて、残ってくれる人たちをじっくりと育てることができるという意味では良かった」と振り返った。

 立花氏は「NHK党に対する声…もうスクランブル放送もできないし、(正当な理由がないのに受信契約を支払わない世帯に対する)料金3倍っていうのも認めてしまっている以上、なかなか地方議員のNHK党を応援する人もいなくなっている。NHK党に関しては、地方議会では不要という民意が下った」と、政治団体のNHK党から地方議会に立候補した候補者への厳しい視線を認めた。

 政治家女子48党に関しては「大津さんのほうが非常に目立ってしまって、何をしたいのかわからないというのが目立ってしまった。他の女の子に迷惑をかけたという背任行為。他党の方を応援することもあったので、場合によっては大津さんに賠償を請求することを考えている」と、大津綾香氏の〝悪目立ち〟が一因とした。

 衆院解散がささやかれ始め、衆院選や次期参院選も見据え「我々がやろうとしているのは、NHKの被害者を守るということ。国政での問題がほぼすべて。この統一地方選は党の明暗を分けるものではない」と前を向いた立花氏。「YouTube広告のあるなしとか、候補者の年齢とかがデータとして出てきている。内容としては実のある戦いだった。特に、前幹事長の黒川(敦彦)君を追い出すことができた」と、成果も強調していた。

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