イーロン・マスク氏 避妊で人類の文明が終焉へ 子孫を残す衝動が破壊されたと主張

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 イーロン・マスク氏
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 起業家イーロン・マスク氏(51)は、避妊が人類の文明の終わりを意味すると主張している。これまでの結婚や交際を通して10人の子供を授かったマスク氏は、社会は過去半世紀にわたって望まない妊娠に対してはいくつかの避妊法を導入したものの、それが人口に及ぼす影響に対処するためにはまだ「進化」しきれてないと考えているという。

 1892億ドル(約25兆4000億万円)の純資産で世界第2位の富豪となったテスラ創業者のマスク氏は、セックスして子孫を残すという衝動が避妊によって「破壊された」と主張、フォックス・ニュースでこう説明した。「昔は、子孫を残すために単純な大脳辺縁系の報酬に頼ることができましたが、避妊や中絶などが行われ、子孫を残さずに大脳辺縁系の本能を満たすことができるようになっています」「避妊方法が行われるようになったのは、ここ50年ほどのことで、私達はこの状況を対処するほどにまだ進化していないのです」

 さらにマスク氏は、人口数を「維持」あるいは「増加」させるために、より多くの子供を生まなければ、文明は成長しすぎた大人でいっぱいの「鬱屈した終焉」に向かっていると指摘、「地獄のように憂鬱だ」と危惧した。

 2021年のウォール・ストリート・ジャーナルのイベントでマスク氏は、「強調せずにいられませんが、人が足りません」とコメント、しかし、マスク氏が生まれた1972年には約39億人が生存していた一方、人類の人口は今年80億人を超えると予想されている。

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