女優・萬田久子(64)が10日、カンテレ・フジテレビ系で放送された「グータンヌーボ2」に出演。2011年8月に死別したパートナーで有名ファッションブランドの代表取締役社長兼CEOだったSさんとの思い出を語った。
萬田は26歳の時にSさんと出会い、1987年、29歳の時に不倫関係にあったS氏との間に男の子を出産。94年に前妻と離婚してからも籍を入れず、長男との3人家族として暮らしてきた。
長谷川京子、IKKOとのトークで、「好きな人の腕の中で死にたい」と恋愛について語りながら、萬田は「私、今年13回忌なの。(彼は)還暦で無くなって」と話し始めた。
スキルス性胃がんで亡くなったSさん。「腰が痛い、背中が痛い」と言い始め、検査をする中で「余命3カ月」と突然宣告された。萬田は「私、このお医者さん、変なんじゃない?って思って」と現実を受け止められなかったという。
また「一度、0・01秒で恋に落ちたことがあるの」と告白。「彼が亡くなってすぐ。寂しかったのもあったり、一人ということに慣れてなかった時期だったと思う」と当時の心境をたどった。お相手は「昔、CM一緒にやってた人だった」と明かし、「亡くなった彼が、この人のボディを借りて私に歩いてきた、って思った。まぁ、束の間の恋愛でしたけど」と微笑みを浮かべた。
ずっと「年上の人が好きだった」というが、今は「年下の人に興味があるわねー」と笑い、「大谷(翔平)君、どう?私のこと」と貫禄たっぷりにカメラにほほえんでいた。