政治団体「NHK党」代表の立花孝志氏(55)が、チューナーレステレビ「NHKをぶっ壊すTV」を発売。3月31日に3万9800円(税、送料込)で発売開始後、4日までに初回販売分の500台が完売した。
テレビチューナーがないスマートテレビで、NHKと受信契約を結ぶ必要がないため「NHKの金払わなくていい。通称・NHKをぶっ壊すテレビです」(立花氏)。YouTubeやネットフリックスなどの動画アプリを主に利用する層や、NHK受信料は支払いたくないがゲームや映画などを大画面で楽しみたいというニーズに最適の42型テレビだとしている。
4月1日から放送法が改正され、正当な理由がなくNHK受信料を支払わない世帯に対する割増金制度が開始。通常の3倍の受信料を支払うことになるため、NHK党のコールセンターにも例年の30倍の問い合わせが届いているという。
立花氏は〝追い風〟が吹く中、自身の会社「株式会社立花孝志」でチューナーレステレビ販売事業に本格参入。「チューナーテレビ、いわゆるテレビを捨てて、NHKの影響を受けないテレビ、NHKと契約しなくていいチューナーレステレビに変えていきましょうということ」と力を込めた。
政治家女子48党の事務局長を辞任し、政女党から報酬をもらわないとした立花氏は「これからはテレビを売ります」と、活動を続けるための資金にするとした。初回の500台販売終了後は「立花孝志応援価格」として、4万9800円(税、送料込)で予約販売を開始した。